
ワクチン接種への対応
【ワクチン接種への対応】(技能実習・特定技能)
(懸念事項)
■ワクチン接種は2度が標準か? 3度が標準か?
これにより入国再開の時期、入国可能な送り出し国、技能実習生が変わってきます。ただし菅総理の「海外とのビジネス往来再開に意欲」という情報発信に歓喜している皆様、十分にお気をつけ下さいませ。まだ世間からは「奴隷制度」と揶揄され、一部にはルールを守れない関係者も存在する「技能実習生」の往来再開を断言したことではありません。ビジネス客と呼ばれる在留資格がいくつ存在するか、ご確認ください。そもそも菅総理は辞任される方です。9月末まで自宅待機を要請されている国、相手国はロックダウン中で、11月には技能実習生が理想通りに入国再開?情報発信には十分お気をつけ下さい。
(ワクチン未接種の方)
今後の国内経済活動の方法として、ワクチン・検査パッケージを開始しますが、県を跨いだ移動、監査・訪問指導に影響が出そうです。公共交通機関の利用、出先での宿泊、外食、受入企業からは来社を敬遠される。72時間以内にPCR検査を継続することで対応も可能ですが、金銭的な問題もありますので、制度関係者の皆様で接種希望者は早い段階で証明書の取得まで済ませた方が良いと思います。
(ワクチン接種証明書)
技能実習生が接種終了しましたら、日本の証明書が使用可能な国ではなくても取得してあげておくのが賢明です。帰国者だけの利用に限らず、実習中の技能実習生が経済活動へ参加するのにも必要です。
(日本未承認のワクチン)
外務省・厚生労働省が「日本で承認され使用されていないワクチンについては接種歴に含まない」との見解を示した情報提供がありました。可能であれば送り出し機関へ、待機している技能実習生には、日本承認のワクチン接種を実施し、証明書を発行してもらう対応をしておくことが賢明です。