技能実習制度が廃止になっても

【技能実習制度が廃止になっても】(技能実習・特定技能)

・「ビジネス客再開に意欲的」…辞任される総理のコメントです。

・「技能実習制度を特定技能へ一本化」…総理になるかも分からない方のコメントです。

慌ててどうのこうのではありません(ダジャレではありません「どうの河野」)仮に廃止されるとしても今日明日の話ではありませんので。

ただ技能実習制度の良し悪しは別として、似たような制度を2つ運用するのは不都合ですので、いずれは特定技能へ1本化されるのは既定路線です。河野氏が総理に就任して、その時期がやや早まるのかどうかの問題だけです。

私個人の意見としては…

・企業単独型の技能実習制度は継続する(社内研修として)

・技能実習制度を試用期間の上限1年とする

ここを主張しております。賛成される方は挙手をお願い致します(笑)

ただ今回の発言も、コロナ渦で困窮する関係者に追い打ちをかける一言ですが、改めて世間は厳しいことを思い知る上では前向きに捉えております。環境が変わることで不平不満しか言えない人は、明らかに危機管理不足、日頃より己を鍛え、どのような荒波にも立ち向かう「備え」が必要です。

仮に技能実習制度が廃止されても、少子高齢化・生産人口が減少する国に、外国人材の流入は不可欠となります。その時に、日本語教育、生活マナー教育、管理、相談体制の構築などは必要となります。外国人材支援に「やりがい」を感じる方々は、新たな制度・環境において自身のベストパフォーマンスを発揮できる環境に身を置くだけの問題となります。

そのために、技能実習制度に関わる業務に更に磨きを掛け、自分自身が唯一無二の存在になることで、誰からか必要とされ、必ずや関係者一同を「笑顔」にすることができます。

明日のことも分からない状況ですが、誰もが心のどこかで「いつか技能実習制度は…」と危惧していた問題を河野氏が口にしただけです。長期的な目標と短期的な目標をしっかりと立て、今を全力で取り組むことができれば何も問題ありません。

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