さくら♬~さくら♬

【さくら♬~さくら♬】(技能実習制度)

「今、海外面接できますか?」

普通に考えて、送り出し国でもロックダウンしている状況、外出すれば罰金という状況の中、いつの入国を目的に依頼しているのでしょうか?

・監理団体が受入企業(新規・既存)をそそのかした?

・送り出し機関が苦し紛れに引き受けた

出国の目途も立たない状況でバンバン人が集まってくると想像しているのでしょうか?送り出し機関は打ち出の小槌ではありません。

正直に「大変申し訳ございません。現時点では以前のような人材を募集できず、お断りさせていただいております」そう答え切った送り出し機関は「優良」だと思います。入国再開後には、このような送り出し機関と提携しましょう。

通信環境の悪い状況での海外リモート面接、とりあえず通常面接のような形が行えたとしても、そこに集まった人材は、本当に出国を希望している人材なのでしょうか?

送り出し機関側が苦し紛れに集めた人数合わせの「サクラ人材」、後々、出国が不可能になった理由など幾らでも作ることができます。

仮に採用ができても、在留資格が交付された順番で入国が可能となり、この約2年間で待機している人材の数を考えれば、通常よりも更に半年以上は遅延するのは確定です。しかも、その間にまともな入国前講習も実施できずに。

今このような状況下でも面接を実施できる資格がある方は、①待機している間の生活費を保証できる②入国前講習を送り出し機関に依存せず、監理団体が自前で実施する。ここが最低条件だと思います。それ以前に、出国の目途が立たない期間は、犠牲者を多く出さないためにも新たな人材と出会わない、面接を開催しないことが賢明です。

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