
技能実習制度の評判を下げる関係者
【技能実習制度の評判を下げる関係者】(技能実習制度)
監理団体・受入企業の海外面接後、会食→マッサージ→カラオケ(アフター付)、これは多くの関係者の「定番コース」であり、送り出し機関もこれさえ手配しておけば日本人が喜ぶ、次回も仕事を頂けると昼の面接以上に張り切る方もいます。
そもそも言葉も通じない人との交わりが何故?そんなに楽しいのか?「アナタ モ クミアイ?」日本語を知らない現地女性でも知る、コンニチワ サヨウナラ アリガトウ クミアイwww この原因は、目的違いの渡航者が、送り出し国の高級クラブに入り、送り出し機関が全て会計をすると腹を括っているからこそ、何でも許される、万が一警察沙汰になっても送り出し機関が助けてくれる、年に何回か、ここへ来た時ぐらいは無礼講させてくれ、そのお会計はそろそろご自身の受け入れる技能実習生がお支払いになることぐらいは理解をして羽目を外していただきたいと思います。
正直、送り出し機関の職員も、様々な業務を抱えながら、数日前からは昼の面接の手配をし、終了後も合格者への説明だけでなく、不合格者への対応には一段と気を使い、クタクタになってからの夜のお付き合い…明日の朝は見送りのために、日本側関係者よりも早く起床してホテルのロビーで待機するのに、一向に開放される気配もない。最低限、完全自腹でその場を仕切れば技能実習生の「借金」も減額できるのに…
このパターンはコロナ後の渡航でも続くのでしょうか?「密・ソーシャルディスタンス・濃厚接触…」コロナ対策で「ダメ」と言われた行為が全て詰まっているのが夜の世界の接待です。この世界が無くなって困る送り出し機関は多くなく、一部モンスター人材でも何でも平気で送り出す、夜の接待に命を懸けて日本側関係者の獲得を「営業」と呼ぶ送り出し機関だけが困るだけのことになります。
コロナ後は、昼の面接終了後、同窓会、もしくは家族訪問で、送り出し機関が次の御社の募集活動に効果的になるような活動に協力し、貴重なお時間を使っていきましょう。技能実習生が負担する「借金」も減り、配属後には今まで以上に「笑顔」の多い人材が増えると思います。