【技能実習生は来る!!でも、あなたの関係先には来ない!?】

【技能実習生は来る‼でも、あなたの関係先には来ない⁉】(技能実習制度)

技能実習生の入国再開‼

万歳三唱をしている監理団体、受入企業、技能実習生がいるかもしれません。しかし本当に「あなた」の関係先に想像通り技能実習生が入国・配属されるのでしょうか?

まず普通に考えれば、在留資格が発行された順番通り。逆算すれば直近で採用を決めた技能実習生など、まだ半年、1年待ちもあるかもしれません。

新型コロナウイルスは完全に収束したのではありません。減少した結果のビジネス往来の再開です。再び感染拡大の兆しが日本、送り出し国で見られれば、また入国は止まります。幾らお金を積んでも「順番」には適いません。

入国待機をしている技能実習生は約11万1200人、1日あたりの入国者数の上限を3500人から5000人へ引き上げると言われておりますが、5000人の技能実習生だけが来日するのではありません。また皆様がご活用している送り出し国のみの人数でもありません。各在留資格に、各国に分散した場合、クリスマスもあり、お正月もあり、来年2月1日には旧正月、2月20日までは北京オリンピック、高騰する航空券、隔離費用、マネーゲームに参加したくない、参加できない関係者は、来年春頃を検討した方が良いと思います。

お金を出し惜しむことなく、急いで送り出し機関のお尻を叩いて入国させた結果、どのような結末を迎えるか?いつものような技能実習生が来日すると思ったら大間違い。実際の海外面接でお会いすることなく、WEB面談で採用した人材は、平仮名・片仮名も全く読めない、書けない、話せずに入国する可能性があります。

かろうじて、「はじめまして、わたしは〇〇ともうします」この一言が言えるかどうか…中にはWEBで採用したばかりに、思ったよりも身長が低い?(送り出し機関が騙したかな?)、非力である、しばらく見ない間に太った、痩せた、垢ぬけて派手になった…せめて性格だけは良いことを祈りましょう。

東京オリンピック開催時には2万人を超えていた1日の新規感染者数が、専門家委員会も原因が分析できないまま300人台まで低下。衆議院議員総選挙の為の情報操作なのか?このままでは医療機関の逼迫から、国民の感染防止策でインフルエンザ、風邪の諸症状まで減少すれば、医療機関の経営危機かもしれません。

入国再開の情報は大きな前進です。しかし制度関係者は、緩やかな前進で対応するような心構えでいないと、受入企業、技能実習生と新たな対応問題を抱える可能性があります。

さて今晩あたりに、何か正式発表があるでしょうか?…

※画像は自民党ホームページより

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