【次第に判明してきた入国再開】

【次第に判明してきた入国再開】(技能実習・特定技能)

・審査済票

・VISA発給

・航空券の確保

・入国後講習:隔離施設の確保

11月8日(月)より入国制限緩和…言葉だけを耳にすると、この日より技能実習生が来日してくる姿を想像した方が多かったと思います。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、手続きの複雑さ、審査結果にも長い時間が発生すること、日本側の突然の一方的な発表に、送り出し国では何も対応準備ができていないこと、在留資格認定証明書の作成日によっては11月入国が可能な状況も、11月入国は絶望的、12月には希望が持てるのか?慌てず確実に実現するには、年明けの方が賢明ではないのか?即時入国は既に諦めた方が多いのではないかと思います。

しかし12月、1月ともなれば、在留資格認定証明書の作成日の次の段階の方々も航空券争奪戦に参加してまいります。2月になれば特定監理事業も参戦してくる可能性があります。

年内には目途を…しかし国によってはクリスマス時期、年末年始、旧正月(2022年2月1日)、北京オリンピック期間(2022年2月4日~2月20日)、送り出し国が動くかどうかも不確定です。

更に、長期にわたる入国制限期間中、待機していた技能実習生が収入確保できるよう、母国での就労を許可していた状況、日本の突然の発表で、1年以上お世話になった就労先に、突然退職届を出して日本へ行く準備をさせることも容易ではありません。

とは言え、のんびりとした決断・行動をしている間に、日本国内・送り出し国において、感染拡大をすれば、再び入国制限となる可能性もあります。

歓喜した一般監理事業、落胆した特定監理事業、右往左往してストレスを抱える一般監理事業よりも、高みの見物をして2022年2月あたりから参戦する特定監理事業の方が、落ち着いて行動できるかもしれません。

ワクチン接種の進捗、経口薬の効果にもよりますが、このまま感染拡大が無いことを前提とした場合、実際に入国が実現するのは来年、2022年春ごろなのではないかと思います。

「感染が下火になっており、経済界からも強い要望がある中で、一部緩和に踏み切った」

「経済界からの強い要望」…多くの国民の反対が予想される中で、仕方がなく緩和しましたよ…でも実際にはなかなか入国できない仕組みでね(笑)

出来る限り、感染状況の推移を見守るために、用意周到に準備された緩和方法か分かりませんが、結局は入国までにはまだまだ時間がかかる、このことだけは事実なようです。

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