
【そういえば結核検査って大丈夫?】
【そういえば結核検査って大丈夫?】(技能実習・特定技能)
陰性証明書、ワクチン接種証明書…
世間はコロナ・コロナの状況ですが、そういえば2020年7月1日以降に調整の整った対象国から開始予定であった「結核スクリーニング」は、先送りされたまま、どうなるのか?と頭の片隅に気にしていられる方も多いと思います。
2018年の日本における外国生まれの結核患者数
1:フィリピン 340人
2:ベトナム 289人
3:中国 274人
4:インドネシア171人
5:ネパール 170人
6:ミャンマー 101人
と技能実習生送り出し国の上位は、比例して結核患者も多い結果となっております。マスクを着用することが習慣化すれば結核もインフルエンザも安心という材料にはなりません。
厚生労働省もコロナ問題に気を取られ忘れ去ってしまったのでは無いと思いますが、本来であれば大変面倒で更にコスト負担となる作業ではありますが、入国制限緩和の際には、結核検査の陰性証明も必須条件にするべきでは?と思いました。
多くの外国人が来日し、歓喜をする人々も一部の関係者、多くの国民が不安を抱えるような要因を排除しながら、少しずつ入国再開に理解を求めるしかありません。
ワクチン接種が進み、難しい入国手順を踏む制限緩和も1歩前進、次は治療薬が開発されてコロナ前に近い状態に期待しつつ、特定技能の国外受験の活性化により益々入国者が増加する前に、結核にも早く手を打って欲しいものです。