【ハズレ人材を永住させない方法】（特定技能）

「永住」という言葉を聞いて、すぐに某国のモンスター人材が日本中に溢れる姿を想像する方もいるかもしれませんが、永住申請は、「素行が善良であること」「独立の生計を営むに足りる資産、または技能を有すること」「法務大臣がその者の永住が、日本国の利益に値すると認めること」の3つの要件を全て満たす必要で、誰でも許可が下りるものではありません。

とは言え、「ダメ」とは言えない事由であれば「許可」するしかない現状の申請制度において、悪質な関係者が申請書類の作成・取次手数料をビジネスとして、不許可・不交付にはならない巧みな書類を作成しないとも限りません。

出入国在留管理庁も「人」ですので、完全に「怪しい」申請を見抜けるとも限りません。では、どのように「ハズレ」となる人材を永住させないか？真剣に考えなければ、日本国民の生活が脅かされることになります。

私としては、申請書類の作成者・取次申請者に対し、申請した外国人材が、日本の法令に触れるような行為が発生した場合に、ペナルティを設けては？と思います。

ビジネスのために、安易に永住申請の業務を引き受けない、自身のリスクを背負って申請を行うぐらいの緊張感があれば、ハズレ人材を申請すらしなくなると思います。

・資格剥奪／認可取り消し

・強制帰国費用の負担

現実的に実現が難しいかもしれませんが、文字だけの申請書類で100％見抜くことも不可能。よって少しでも危険人物・迷惑人材を永住させないよう、特定技能2号の拡大には新たな厳しいルールが必要だと思っております。