
【情報リテラシー】
【情報リテラシー】(技能実習・特定技能)
情報機器やITネットワークを活用して、情報・データを管理、活用する能力のこと。IT技術が普及した現在では、ある程度の知識があればコンピューターから膨大な情報を手に入れられる。しかし、それらの中から必要な情報を確実に収集、整理し、組み替えるにはより高度な能力が必要となる。
※コトバンク ASCII.jpデジタル用語辞典 より
私のFacebook然り、テレビ、インターネット検索、ジャーナリストの記事、セミナー等々で様々な技能実習制度、特定技能の情報が発信されております。
中には現場に従事され、信憑性のある情報から、WEB上の情報を転載したようなものまでありますが、どのような情報を収集し、どのように解釈していくかは自分次第でもあります。
何事においても恵まれる人、不幸になる人が発生するのが人間社会ですので、全否定をするつもりはありませんが、『情報=自身の目で見たもの』とするならば、「奴隷」となっている技能実習を見たことがありますでしょうか? 非難ばかりではなく、技能実習制度を廃止して、不幸な人を1人も生み出さない制度設計をあなた自身が描けるのか?現場で技能実習生の汗や笑顔を見れば答えはすぐに分かります。
ベトナムがダメだと聞けば、一斉にインドネシアへ動き出す。本当に問題なのは、ベトナム人材全体ではなく、個人の問題、送り出し機関の問題、日本側(監理団体・受入企業)の問題。既に中国・ベトナムと歴史は繰り返されておりますので、インドネシアが相当高いガードをしなければ、悲劇は再び繰り返されます。
本年は入国再開ができても、待機していた人材を年内に入国実現させることができれば御の字でしょう。まだまだ観光ビザで送り出し機関視察ツアーに行けるほどの経済回復は当面の間は見込めません。
よって現在の送り出し機関を継続利用して、一時帰国を許可しながら、生産性と語学力の向上した特定技能移行人材で繋ぎ、新規入国組の教育・成長をどこまで実現できるのか。
再来年に向けて、人員計画、待遇、送り出し国(送り出し機関)にどのような変化を与えていくのか。直近では明るい「情報」はありませんが、いつまでも暗い時代は続きませんので、前向きな気持ちで、今いる外国人材を大切に扱っていきましょう。この苦楽を共に過ごした技能実習生、特定技能人材は日本の「宝」です。