
【技能実習生の“乱れ”は日本人から】
【技能実習生の“乱れ”は日本人から】(技能実習生)
「最近、技能実習生の様子が変わったな…」
「前はもっと良かったのに…」
良い意味でも悪い意味でも日本に慣れてきたのか?やる気が無くなったのか?人手不足の現場に現れた「若い」技能実習生は、言葉の壁があっても期待値は大きく、なぜか100点満点からの減点方式での評価をされてしまうことがあります。
如何なる技能実習生も、入国直後の方がモチベーションは高い状態にあります。しかし「あるきっかけ」を機に、その態度が変わっていくこともあります。それは日本人の態度を「反面教師」として「真似」をすることからの「乱れ」です。
・最近、挨拶をしなくなった
その職場は、日本人が大きな声と笑顔で、率先した挨拶をしていないことが想像できます。
・最近、身嗜みが悪くなった
日本人の中にも、茶髪や髭を伸ばしているような職員はいませんか?
・最近、遅刻・欠勤が増えてきた
日本人の中にも、時間ギリギリで出社、当日欠勤する人はいませんか?
技能実習生の気になる素行と似たような行為を繰り返す「日本人」が在籍していた場合、技能実習生は「私達は日本人より安いのに」という言い訳を使いだします。
その際、「あのような日本人の真似をしてはいけません」という指導をしても改善は難しくなります。技能実習生も決して「尊敬」をして真似をしているわけではありません。職員との会話、求人募集の情報などから、日本人の採用条件を見聞きして、時給換算で「安い」ことに気が付いてしまう。
経営者は受入準備金・監理費と、総合的には技能実習生の方が「割高」であっても、本人達の手取りが低いことも事実です。そのような「差別」を感じた中で、叱責される境界線を探りながら、入国前より徹底的に指導を受けてきた日本企業に溶け込むための所作を捨て、母国の自分、本当の自分、ありのままの自分で居ようとするのです。
この「負」のスパイラルに陥ると、実習場所(就業場所)を変更できるような職場でないと改善することは不可能になります。仕事に対しては向上心も無く、現状維持。日本語会話能力など当然成長することはありません。
もうこの技能実習生は諦めよう。次に新規入国する人材からは…その際には、技能実習生に悪影響を与えるような「日本人」がいないかどうか確認をしてから「リセット」ボタンを押さないと歴史は繰り返されることになります。
