
【『宝くじ当選者』のみが優先入国】
【『宝くじ当選者』のみが優先入国】(技能実習・特定技能)
岸田総理からも「水際対策緩和」の言葉が飛び出し、早ければ今月中にも入国再開…という未確定な情報が流れる中で少し気になることが…
待っている日本人は静観している。
待たされている留学生、技能実習生は「自分自身も」3月には入国できると勘違いしている。
実際には入国者数の上限を定め、段階的な緩和処置を行う条件においては、対象者全員が同時入国することは夢物語、誰かが更に待たざるを得ない状況が発生します。
踊らされた心を再び鎮める説得作業…送り出し側では愚痴、不平、不満の捌け口としての窓口業務が大変なことになりそうです(汗)
我々業界関係者は今回の判断を歓迎しますが、引き続き「まん延防止法重点処置」も発令されている中で、制限をされた職業の関係者、学校への登校すら許可されない子供達、日々「重症者」が運び込まれる医療従事者も含め、国民の総意ではない入国再開。悪しき結果が表れれば、再び入国停止もあり得ます。
政府にとっても新型コロナウイルス対策を継続して陣頭指揮を執るには、本年夏の選挙が1つの鍵を握ります。
2022年7月10日(日)参議院議員 通常総選挙 有力投開票日
本音を言えば、この辺りまで現状維持を続け、当たり障りのない対応で成果を示し、安定政権が確信できた後で次の「一手」を打ちたかったのが本音でしょう。あと4ヶ月も待てば…
・新規感染者の減少
・ワクチン接種3回目終了
・新型コロナウイルス治療薬の承認
この辺りにも目途が立つ。今回は今週にも発表される限定的な入国条件に合致した「宝くじ当選者」のみが直近で入国を実現できる。その他の人達は総選挙後にも…受入企業配属は9月秋頃も想定し説明をしておいても良いと思います。
入国者数の上限を3,500人から5,000人に増加して…増加した1,000人前後の人達は、私費留学生を優先に、「技術者」「研究者」とする場合、公益性の事業で実習を行う場合か、2年以上も待つ、在留資格認定証明書の古い順番からの「特段の事情」でも無ければ、技能実習生を正当性ある理由で迎えられる要素は何もありません。
今回の水際対策緩和処置は「ちょっとだけよ~」入国だと思うことが必要です。
※出典元:加藤茶さんオフィシャルブログより