
【入国者健康管理システム(ERFS)】
【入国者健康管理システム(ERFS)】(技能実習・特定技能)
2022年2月25日(金)10:00のスタートダッシュ以降、大変お疲れ様でした…
まだ「受付済証」まで辿り着いていない?…長期間入国待機の影響を受けてきた外国人材、受入企業様のことを思えばココで踏ん張らずにどうするのでしょう。
早い方で、午前11時過ぎには受付済証まで発行されましたという声も聞かれました。ウダウダと…迷い、悩み、考えている暇があるならば、人に聞く(今回は厚生労働省)、連絡が繋がらないならば「横」の繋がり(ネットワーク)を日頃より構築する、とにかく手を出さずにガードするよりも、ジャブでも打たなければ試合は動きません。
想定内の「見切り発車」でドタバタ騒ぎ(汗)
・「受入責任者」とは監理団体ですか?受入企業ですか?
・「委任状」はどのような時に必要ですか?
技能実習制度、特定技能制度を良く知っていればすぐにでも分かる問題、しかし肝心な相談先に連絡がつかず、昨年11月の入国再開時期に聞いた情報が邪魔をして右往左往された方が多いのではないかと思います。
いつの間にか完成されていた「〇よくあるお問い合わせは…こちら」
開始前に用意して下さいよ(汗)という声が多方面から聞こえてきそうです。それでも読まず、ドタバタする人もいるのでしょうが(汗)
途中、システムダウンを警戒してか、1人ずつしか申請できない時間や、1件の申請間隔に時間を要した時もありましたので、受入企業、人数の多い関係者は久しぶり超過残業された方もいるのではないでしょうか?入国停止ではなく、面倒でも「入国再開」の前向きな取り組みですので、思い出話にして許してあげましょう。
しかしここはまだ「序の口」です。次に各国のVISA発給。予約制なのか、在留資格認定証明書の交付順に整列させるのか?それとも本気で「早い物勝ち」でいくのか?水際対策緩和の趣旨である、留学生の卒業時期に配慮することができない場合、再び苦情の嵐は間違いありません。
フィリピン関係者は「出国オリエンテーションセミナー」の参加も義務付けられておりますので、この予約も一苦労です。
続いて航空券、入国後の講習施設(隔離施設)の争奪戦。留学生、技能実習生、特定技能人材だけではない、全ての入国者5000人/日で争う椅子取りゲーム。
外国人材自身も出国準備、約2年間の待機期間中にお世話になった方への円満な挨拶、お礼が必要です。日本側で費用をかけて、いざ入国を待つ段階で出国前検査結果がまさかの「陽性」(笑)高確率でどこかの関係者様で発生する事態ですが、費用・手続きも含めて大惨事が起こります。
約2年間、入国作業から遠ざかった関係者様の、「心」の準備、「体力」・「気力」の準備も大丈夫ですか?約2年前までに培った経験など役に立たないと思う「頭のリセット」が必要です。水際対策緩和処置に関するルールを隅から隅まで自身で読み込み、理解をしていきましょう。
約2年前よりも物価も高騰しています。手間暇も尋常ではない増加です。せめて「受入準備金」の高騰で、受入企業と揉めないような事前交渉は済ませておきましょう。「お金はいくらかかっても構わない」ココがスタートラインかもしれません(笑)