
【覚悟を決めろ!!】
【覚悟を決めろ!!】(技能実習・特定技能)
誰一人、入国して来ない。絶望の日々には傷をなめ合うように、お互いを慰め合ってきた関係も、入国再開が決まった途端、本性を表す関係者もいます。ろくすっぽ「水際対策に係る新たな処置」に目を通さず、ERFS(エルフス)の「エ」の字も理解しないまま作業をするような方々は、「受入責任者」って何からの相談に始まり、電話先でも想像できるような低姿勢と恐縮する言葉でようやく申請完了。「今回は助かりました!!」このような謙虚さを継続していただきたいのですが、周囲の声を聞き、順調に入国作業が進みそうな予感がした途端、豹変してしまうのです。
「研修センター空いている?大丈夫?」
まず入国確定日をお知らせ下さい。男性ですか?女性ですか?人数は?物事には人にお伺いする手順があります。
「っで、いくら?」
今回の入国再開は、様々な条件により、選択肢・方法も多種多様となります。よって研修センター側も、経営とリスクを検討し、各々の対応方法を提示していると思います。求める意条件が合わない、金額が合わなければ、自然の摂理として、他の施設を探すしかありません。
「他所(よそ)は〇〇円でやっているよ」
お隣のラーメン屋さんとは場所も違えば、提供する商品の質、価値も違います。余計な一言を言うか言わないかで、監理団体の印象、その方の人間性が図られてしまいます。
「もっと安くできないの?」
隔離期間が3日も可能という一言だけを真に受けて、コロナ前よりも安価にできると思っている人も未だにいます。
「隔離3日間の場合、入国初日は0日目となるため、実質4泊必要となります」
このような知識、経験でもなく、最新で発表されている情報です。入国後講習施設の職員の説明を受けて初めて理解をしている場合ではありません。
入国初日:空港→ホテル移動(チェックイン・Wi-Fi環境説明)
1日目:オンライン講習(中には3食お届けのホテルもあり)
2日目:オンライン講習(中には3食お届けのホテルもあり)
3日目:オンライン講習(中には3食お届けのホテルもあり)
※検査実施→郵送手配、もしくは検査機関引率受診
4日目:チェックアウト時までに「陰性」結果が間に合えば講習施設移動
※料金精算・チェックアウト時に間に合わなければ「延泊」
※「陽性」反応時、検疫所の指示に従い行動
「非指定国」の場合であっても、場合によっては4日、5日連続、ホテルとの往復作業も発生します。では「指定国」の場合、検疫所指定の施設で隔離されるので安価になります?
外国人材が宿泊先の施設から空港へ戻される時間の確約はありますか?電話一本で、今解放されたみたいだから迎えに行って!!
そこには「人手」や「交通費」が必要なのです。コロナ前には無かった作業が発生し、物価も高騰する中で、コロナ前より安くなどできないことは想像できないのでしょうか?
「もし陽性だったらどう責任取るの?」「もし出国前に陽性で入国して来なかったらどうするの?」他人に賠償責任を負わせるような発言をするならば、講習施設に損害を負わせた場合の責任の取り方をまずは示して下さい。
今回の入国再開、最も大切なことは2年間待機した外国人材と受入企業のために早期入国を実現すること。つまらない「実習生屋さん」の言動・行動により二次被害が出ませんように。「感染リスク」も「経費増加」も『覚悟』が無い方は入国をさせる資格はありません。