
【死に物狂いで頑張った人へのご褒美】
【死に物狂いで頑張った人へのご褒美】(技能実習・特定技能)
周囲から3月中旬には技能実習生の入国に目途が立ったとの嬉しい情報も入ってきました。
これは勿論、2022年2月25日(金)10時スタートの「ERFS」申請から、パソコンの前に噛り付いて作業を始めた方、夜通し、週末返上で頑張った方だけに与えられるご褒美です。
「ERFS」の申請で、「受入責任者とは?」「委任状は必要?」厚生労働省の連絡は繋がらず、普段から横の繋がりも無い方は相談相手もいませんので、かなり出遅れました。
3月1日(火)20時頃には、申請IDが3万台に突入。待機する外国人材と受入企業が入国を急いでいなければ良いのですが、一刻も早くと期待していた場合、監理団体は苦情対応の余計な業務に追われるのでしょう。
中には3月1日から「水際対策緩和処置」と聞いて、3月1日となり、何から始めればよいのか聞くレベルの人もいました。
こういった対応に強くなるには日頃より「情報に対するアンテナ」「横の繋がり」「勉強」が必要です。
関係省庁、マスコミの記事などを隅から隅まで熟読することは基本。そのような時間が取れないと言い訳をすれば、それまでです。
また何でも連絡・相談ができる「業界仲間」がいることも必要です。横の繋がりを見つけようと思っても、講習やセミナーでもなければ出会いも無い世界、そのような場であっても見ず知らずの方に声を掛けるのも気が引けるのも事実。そういった環境を整えるために、私も有料企画ではありますが、制度関係者の情報交換の場を設けております。
いまだに「水際対策に係る新たな措置(27)」の内容も理解せずに相談をされてくる方もいます。中身を理解していれば出国・入国に対し、人数制限、隔離施設の限界、費用高騰が発生していることなど一目瞭然です。
よって優良な関係者は危機感を持ち、「感染リスク」と「経費高騰リスク」を丁寧に関係各所に説明と理解を求めながら、『覚悟』を決めております。
「安くならないの?…」
この程度の関係者に監理される技能実習生はとても心配です。余程の受入企業、外国人材の「質」があれば3年間を乗り切ることができるのでしょうが、こういった関係者に限り、失踪、犯罪を発生させ、無責任な対応で処理をしようとするのです。