
【ベトナムが指定国となった途端にトーンダウン】
【ベトナムが指定国となった途端にトーンダウン】
(技能実習制度)
ベトナムが非指定国の時、入国後講習費用を値下げしろと要求する。
ベトナムが指定国となり、自然と入国後講習費用が下がった途端、お金のことは一切言わず、入国後講習施設が利用可能か胡麻をする。
人間の嫌な部分を見るお仕事です。
異常事態の中での入国再開、如何に日頃から監理団体と受入企業の関係が適切に保たれているか露呈されます。
適正・健全な関係者は、監理団体が必要経費を説明すれば、最終的には従います。この状況でも技能実習生を1日でも早く入国させたいのであれば従うしかないのです。
しかし日頃より、受入企業を「実習実施者」と呼べず、「お客さん」と呼ぶ監理団体は受入企業の言いなり。「高い!!」と言われれば、入国後講習施設を叩く、送り出し機関を叩く、その程度の行動しかできず、それが仕事であると思っております。
その結果、送り出し機関では「お客さん」の監理団体を失うわけにもいかず、監理団体の圧力・要件に負けて、その費用負担のしわ寄せが技能実習生の自己負担へと変わります。
御自身に都合の良い風が吹けば、何事も無かったような低姿勢で笑顔の応対。今更どのような対応を取ろうとも、一度目の当たりにした光景は、入国後講習施設・送り出し機関一同、忘れることはありません。
今は技能実習機構の「通報窓口」もありますし、SNSで見知らぬ間に情報漏洩する可能性もあります。技能実習機構の調査が入れば、ポロっと愚痴の1つや2つ関係職員が漏らす可能性も含め、日頃から監理団体関係者は立ち回り方、御自身の見せ方に、十分注意を払わなければいけないと思います。世の中、そんなに自己都合で物事は運びません。