
【これが私の生きる道】
【これが私の生きる道】(技能実習・特定技能)
・〇〇職種の募集は厳しいです。
・手取り総額〇〇万円以上ではないと集まりません。
・特定技能を扱う予定はありません。
最近、ベトナム送り出し機関から多く聞かれる声です。商売の基本は「何でも頑張らせていただきます_(._.)_」この姿勢が約10年前にはベトナムにあったからこそ、制度関係者が中国からベトナムへ切り替えた理由です。
取扱商品を限定され、相手の財布の中身を見るような態度を示し、自分達の需要に沿わない方とはお付き合いをしない。この場合、残る選択肢は「全ての願いを叶えてくれる顧客」すなわち「富裕層」的な顧客のみを対象にビジネスを行うしか方法が無くなります。
ただ「富裕層=まともな日本側」は投資をする分、その「品質」にもトコトン保証を求めるということです。こういった制度関係者が求める品質とは…
・日本語会話能力・取得級レベルが高い
・実務に対して即戦力
・失踪・転職・途中帰国しない
・性格面が従順で穏やかである
・生活面で迷惑行為を発生させない
日本国内においても、このような人材と巡り合う可能性は低い中、待遇は良くても、何かしらの原因で、日本人が採用できない、日本人も定着しない職場に、送り出し国では「品質保証付き」で派遣をすることが可能なのでしょうか?
募集・待遇条件を突きつけ、日本側の要求に応えることができる送り出し機関は「高級」です。ただし「高級」であるかの判断は、支払いに応じる日本側が下すことです。要求ばかりで結果が伴わない送り出し機関は、「高級」ではなく「高価」なだけ、言い換えれば「ぼったくり」状態となります。果たして現在、「532」の認定送り出し機関の何社が有言実行可能なのか。
成果を出す具体的な手法を説明でき、実現できる送り出し機関だけの「生きる道」となります。次の切り替え先となる「インドネシア」も、中国、ベトナムと続いた負の流れの部分を、学習効果として対応できるのか?日本側もいい加減に、対応可能な送り出し国を求め、西へ南へと模索している場合でも無い現状も理解しなければなりません。