【入国時アクシデントが多発】

【入国時アクシデントが多発】(技能実習制度)

・出国前に「陽性」判明、入国できなくなった

このアクシデントに見舞われている方も多いと思います。間違いのない出国を実現している監理団体では、検査後の隔離費用を支払い、送り出し国で検査後にはホテル隔離をして、第三者との接触を避けています。まさか振り替えとなる航空券追加料金代を技能実習生に支払わせてはいないですよね?

・入国時に「陽性」判定

入国後講習の開始時期、配属日が遅延する。非指定国であれば宿泊予定であったホテル等のキャンセル費用も発生する。入国前の検査後の過ごし方をどのように過ごしていたのか分かりませんが、自己責任を痛感するか、送り出し機関を恨むのか、感染した技能実習生には責任は無いと思いますので、入国早々、精神的にも不安になる技能実習生を責め立てることは無いように。

・入国時に有効なワクチン接種を受けていたことが判明

本来であれば3回とも有効なワクチン接種を受けていたにも関わらず、入国後3日間を自己対応するのが面倒、費用も発生するため、日本側の指示?ベトナム側の指示?か分かりませんが、情報改ざんをして入国してくるベトナム人材がいます。

空港検疫で発覚した場合、即日開放となり、慌てて監理団体か入国後講習施設が動くことになります。正直、このような虚偽申請は重大な違反だと思います。即監理団体は処罰されても良い案件だと思いますので、ぜひ厚生労働省(空港検疫)と法務省との間の「双方向通報システム」を活用して処分検討しないと再発防止が実施されないと思います。

入国予定者が突然の辞退、航空機の欠航、隔離施設から空港へ戻される時間が不透明な為、労働時間が超過、今までには無かったアクシデントに見舞われていると思います。

恐らく外国人研修制度、外国人技能実習制度の約30年近い歴史において、今が最も複雑かつ多忙です。

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