【何も教育されていない技能実習生の語学力は観光客レベル】

【何も教育されていない技能実習生の語学力は観光客レベル】

(技能実習制度)

・約2年間の待機期間、日本語学習を優先させることもできず仕事をすることを許可してきた。

・約2年前には事前講習を行ったが、その後は放置してきた。

・送り出し機関からは、今回入国の技能実習生の日本語には期待を持たないで下さいと事前説明を受けている。

そうは言っても、技能実習生を目の前にしていない今、送り出し機関が言わんとすることを想像できている日本側関係者は少ないと思います。

約2年間、生活費を保証し、入国前講習費用を追加して送り出し機関へ教育を依頼していた関係者、監理団体と受入企業が主体性を持ってオンライン教育、コミュニケーションを図っていた関係者様は、今までの技能実習生と遜色はありません。むしろ2年間という月日の中で、今まで以上の語学力を習得し、待ちきれなかった感情が爆発し、かなりのモチベーションで入国しております。

しかし残念ながら、金も出さずに汗も流さないタイプの関係者様は、原石であってもただの「石ころ」レベルで入国しております。これは技能実習生の問題ではありません。

分かりやすく言えば「観光客」レベルの日本語だと思って下さい。皆様が初めての国を訪れる際に、この一言だけは、現地の言葉で話してみよう‼そう思った時に覚える一言は何でしょうか?それと同じ言葉のみが話せる技能実習生の来日です。

勿論、やさしい、やさしい、超やさしい日本語で話しかけても反応はありません。

悪気が無くルール違反を犯して指導をしても、理解をしていないので再発します。

「ホウレンソウ」を実現する会話力がありませんので、身勝手に判断・行動していると思われてしまいます。

作業も0からの開始、生活マナー、忍耐力等も教育が行われていない、そのような外国人材がもうすぐ配属されていき、3年間のお付き合いが始まります。

技能実習