【外見に騙されてはいけない】

【外見に騙されてはいけない】(技能実習制度)

ネクタイ・スーツを着用した監理団体・技能実習生

この姿だけを見て、「立派」と過大評価してしまう人がいます。

大手企業関係で本当に立派な方々もいます。しかし中には本質を見失っている関係者様もいることがあります。

形式にばかりこだわり、見た目は良くても、その式典が終われば技能実習生は全く自覚なし。立派な挨拶、自己紹介に安心しきっている監理団体。しかし本質はルール違反を繰り返し、わがまま放題。恐らくいずれボロが出て問題を起こすのでしょうが、本質を見抜く力が無い、形式的なことを行うことで安心を得るような方々には状況を打破することはできません。

私服でも、作業着姿でも、小回りの利く小さな監理団体、受入企業の方が、語学力・形式的な部分ではなく、人間としての本質の部分に迫る面接・対応をされていますので、良い人材を引き当てていることも多くあります。

・日本語が上手で、性格面も良く、仕事も上手

このような技能実習生とはなかなか巡り合いません。もし存在していても、御社が採用できる保証はありません。

・日本語は上手であるが、ルール違反を繰り返す

・日本語へ下手でも、明るく素直で誠実

皆様であればどちらの人材を採用しますか?

ネクタイを締めて、スーツを着用していれば、隣の芝が青く見えるのは最初だけです。細かな指導、指導する側の満足で終わってはいませんか?重要なのは本人達の理解度です。

入国前・入国直後に見たことも無い光景のルールや作業内容を指導して、どの程度、理解・実践できると思いますか?

もっともっと重要なのは「郷に入っては郷に従え」、自身の国とは違うことを理解させ、安易に「大丈夫」とは言わせない。分からなければ「もう一度お願いします」「ゆっくりお願いします」、初めてのことを行う場合には「ホウレンソウ」を実践すること。基本に忠実な教育をしていれば、見た目や服装は関係ありません。

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