
【虚偽申請】
【虚偽申請】(技能実習・特定技能)
有効な3回のワクチン接種者がいた(指定国)
●原則7日間の自宅等待機(実質8泊9日)
・この場合、受入責任者は8泊9日の宿泊施設を手配しなければいけません
・(ホテル代+3食/日)×8泊9日分
●入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機不要
・・この場合、受入責任者は4泊5日の宿泊施設を手配しなければいけません
・(ホテル代+3食/日)×4泊5日分
・検査費用+検査引率・郵送の人員手配+人件費)
・My SOSからの報告義務
どちらが手間暇?どちらが高い?それは地域によっても異なりますが、丸投げ監理団体・受入企業においても、いずれも通常以上の出費が発生します。
この出費を覚悟できれば良い、覚悟できないのであれば入国させなければ良いだけの状況なのですが、お金を支払わず入国を実現させたいと考える。
この状況を、現時点では指定国外国人材に対し、国民の血税で無料ご招待している状態です。
そこに目を付けた悪質監理団体は、有効なワクチン接種を終了した者に対し、送り出し機関に圧力を掛け、到着の空港(日本)で『虚偽申請』するよう指示を出しています。
「絶対にワクチン接種証明書を出すな!!」
日頃より一生懸命、「ルールを守れ」「嘘はつくな」「ホウレンソウしろ」と指導する技能実習生・特定技能人材に対し、入国最初の指導は「虚偽申請」をさせること。
技能実習生や特定技能人材がどのように感じているか分かりませんが、本当にこのような状況で良いのでしょうか?今回の水際対策に対し、誓約違反の処罰も記載されておりますが、いまだに「入国時の誓約に違反した事例」の公表は「0」
明らかな虚偽申請で、虚偽がバレなかった場合、国民の税金が使用される。該当の技能実習生や特定技能人材は、ERFS申請から辿れば紐づいて誰が受入責任者かは明白です。
悪質な関係者を一網打尽に、外国人材受け入れの制度を適正化・健全化するよう、この投稿をお読みになる厚生労働省・法務省・技能実習機構関係者は、双方向通報システムを作動させ、退場処分していただきたいものです。
「制度廃止」を訴える方がいますが、制度が悪いのではありません。制度を活用する悪質な関係者の存在が悪いのです。先日の在留資格取り消しの公表でも、フィリピン人技能実習生の取り消しは「0」。これはフィリピン人活用関係者が、日本のみならずフィリピン政府のルールも厳守しているからこその結果。ルールを守れない方達には、如何なる素晴らしい制度を施行しても結果は同じとなります。この機会を逃すことなく取り締まりを行ってほしいと思います。