
【お茶目なインドネシア人材?】
【お茶目なインドネシア人材?】(技能実習・特定技能)
「私達は豚肉を食べません」
インドネシア人材と交わす会話の一場面、イスラム教を信仰する方々を受け入れる際は十分な配慮が必要なポイントです。
「ぶたにく」「ブタニク」「豚肉」とどの角度から表示されていても自身で気が付ける習慣は、どの送り出し機関でも指導を受けて来日しております。
ただ「ラード」(豚脂)の一言には指導のバラつきがあります。受け入れ関係者は必ず気に掛けて指導をしてあげましょう。
「私達は断食しません」
それで良いのかな?来日したとは言え、継続しても構わないのに。
日本でも実施する方もいれば、インドネシアの地にいないという理由で実施しない方もいます。恐らく送り出し機関が日本への出国希望者を募集する際に、信仰心が強すぎる人材は、日本側での理解が得られないと判断し、戒律にも柔軟に対応する「ソフトムスリム」の方を中心に集めているのではないかと思います。
「お酒を飲みますか?」
「少しだけ飲みます(笑笑笑)」
飲むんかい…イスラム教の方々はお酒を飲まない、だからお酒のトラブルはありません。このような営業トークに惹かれて、某国の飲酒トラブルに嫌気をさして送り出し国を切り替えた方々には驚きの発言です。
「飲酒」と言っても、こっそりと、泥酔しない程度に…現段階で入国してくる人材達は、本当に性格も素直で誠実な方々が多いので、あまり気にするようなことも無く、配属後のトラブルになるケースも無いでしょうが、5年後、10年後…優良な人材が枯渇して、送り出し機関が誰でも出国させるようになった時、想像もできなかったインドネシア人の飲酒トラブルも発生するのかもしれません。
宗教上の問題を懸念される方も多いのですが、私はむしろ宗教国であった方が、日々の反省を繰り返し、戒律を守る精神が、日本の法律・ルールを守ることにも繋がりますので良いと感じております。イスラム教と聞いて「過激派組織」を思い浮かべるような偏見を持つ方もいると思いますが、そのような人材を派遣しないことは、送り出し機関も理解をしておりますのでご安心ください。