【ベトナムのXデーが】（技能実習・特定技能）

いよいよベトナムが2022年4月29日入国分より「非指定国」入り。制度関係者の中には慌てて対応している方もいるのではないでしょうか？

優良なベトナム利用の監理団体は、政府負担での隔離処置であっても、非指定国となれば即日、経費負担が増加する状況に、ご理解を頂いております。

・8泊9日の宿泊費追加＋食費

・4泊5日の宿泊費追加＋検査費用＋食費

どちらが高い・安いかは地域によっても異なりますが、大幅な費用負担増であることは間違いありません。嘆き悲しむことはありません。ベトナム国以外の関係者は誠実に従い、既に対応しております。外国人材の制度はベトナムを中心に回っているのではありません。

出すものは出せばよいだけのこと。ただ受入企業がごねて、監理団体がお客様扱いをして送出し機関に交渉するようなことがあると、その費用負担が技能実習生へと回り、入国後に失踪・転職というしっぺ返しを食らうだけ。それでも出国したいというベトナム人材の弱みに付け込む交渉は控えましょう。

今でさえ、入国後講習の施設、個室対応のホテルは満床状態でしたので、ベトナムが非指定国ともなれば、益々確保が難しく、売り手市場で価格も高騰するでしょう。

今からでも遅くありません。それでも早めに入国させたいのであれば、受入企業の理解を得るために奔走しましょう。

入国時の検査で陽性判定された、MySOSの不具合が生じた、誓約違反となる行為が判明した。丸投げ姿勢の対応から、費用だけでなく、受入責任者としての対応も求められますので、ワクチン接種3回目が条件となるのか？新薬開発が条件となるのか？分かりませんが、コロナ前のような入国方法に戻る日までは、このような対応を覚悟しなければなりません。