
【昔は良かったのに…】
【昔は良かったのに…】(技能実習制度)
「先生、●●人がルールを守りません」
約10年前、そう悲痛な表情で訴えかけてきて、感情を押し殺しながら黙々と違反を繰り返す●●人に代わり、作業を進める某国人材に感動を覚えたものでした。
あれから10年…今はその面影は全く無く、他国人材から総スカンを食って嫌われているのが某国人材の特徴です。
・許可を求めない
・ホウレンソウを実施しない
・バレなければ何でもOKだと思っている
・誰かが監視をしていなければ99%違反の道を選択
・用意周到な言い訳を用意している
・言葉の指導では改善されない
・扱う側が違反のできない仕組みや仕掛けが必要になる
挙げればキリがありませんが、人から嫌われる要素は全て持ち備えております。何故そのようになってしまったのか?…送り出し国にも日本にも原因がありますが、配属してダメになるのではなく、入国早々ダメなのですから既に限界なのです。
本来では入国させてはいけないような人材が次々と入国してくる。転職できないと揶揄される制度ですが解雇も強制帰国も禁じられている。よって悪質な人材は、日本の法によって守られ滞在できるのですから、そういった人材が暮らす地域では穏やかな生活が脅かされるかもしれません。
こういった人材が起こした行動の対処に対する一部分だけを見て、「可哀想」と情報拡散するマスコミ関係者もいますので、悲劇のヒロインを演じた悪質な人材は益々図に乗っていきます。
入国後講習の1ヶ月間で、寝食を共にすれば、どのような人材かは一目瞭然です。配属前、雇用契約開始前であれば「解雇」にはならないとして、母国でお戻りしていただける制度設計も考慮していただけたらと思います。