【入国後講習施設は見た】

【入国後講習施設は見た】(技能実習制度)

「家政婦は見た」のではありません(笑)講習時間中にマスク未着用の人材はおりませんが、講習時間を過ぎれば、マスクを外して、他の技能実習生と近距離で大騒ぎ。何度となく指導をしても、その場限りの改善で、5分後に再確認をすれば、再び守れていない人材は山ほどおります(特に某国人材)

何故?マスク着用が必要なのか。これを理解していない人材は1人もいないと思います。恐らく母国における感染防止対策は、お願いベースの日本の緊急事態宣言とは違い、かなり厳しいルールだった思います。

では何故?来日後に、二度、三度言われた指導を守れないのか?

守れないと分かっている人材を入国させる日本側関係者が悪いのです。

特にコロナ渦において技能実習生の多くは、感染、死に対するリスクを恐れ、比較的室内で大人しく過ごしていた方が多かったと思いますが、某国人材の傍若無人な振る舞いは、多くの制度関係者を困らせたのではないかと思います。

怒涛の入国ラッシュであった4月入国の技能実習生の方々、5月に入り、まだ配属後1ヶ月前後の期間であるにもかかわらず、早速やらかしているという話も聞こえ始めました。

入国後講習施設関係者であれば、約10年前にエリート集団と実感した某国人材の変化は、既に5年ほど前には気が付き始めておりました。3社契約の縛りの中で、1年に数回の入国対応、某国1ヵ国のみ対応する監理団体では、この「気づき」に対してタイムラグが出てしまうのは仕方が無いことですが、これまで配属当初は真面目に、早ければ数か月後には化けの皮が剥がれて、事後対応に追われていた関係者も、この度は早々にストレスが溜まる日々が始まるのではないかと思います。

コロナ渦において経営的には厳しい状況ではありましたが、安定した2年目、3年目人材だけの対応、感染拡大防止対策という理由で、実地訪問せず、オンライン対応で済ませていた状況から、この夏の炎天下において、久しぶりに汗・冷や汗を搔きながら、実習実施者(受入企業)を走り回る日々が始まります。

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