【ベトナム今昔物語】

【ベトナム今昔物語】(技能実習制度)

政府の水際対策により、今まで全くご縁の無かった入国後講習施設(研修センター)とホテル側が連携する場面が発生しております。

中には相変わらず外国人に対する差別、偏見か?ご利用御断りのホテルもあります。ホテルの姿勢も様々で、水際対策のルールを良く勉強されている施設もあれば、更に厳しい施設ルールを提示するホテルもあります。

このような中で、ホテル側にも多くの外国人スタッフが勤務されていることもあります。在留資格は技能実習以外で様々。本来であれば監理団体が責任を持って行うべき対応を、入国後講習施設へと丸投げ。その入国後講習施設でも対応が難しい場面をホテル側が引き受けてくれる。本来ホテルのサービスではない部分までの対応に本当に感謝感激。この対応をしてくれる人材が、一昔前の日本人よりも遥かに優秀なベトナム人材という場合もあります。

・MySOSの不具合を、入国後講習施設側スタッフに変わり母国語で対応

・ホテルにおける隔離期間の注意事項を母国語で指導

・早朝日本到着、午前中ホテル到着も、早めの室内清掃で、前倒しチェックイン

何度も言いますが、本来監理団体が追うべき責任の部分を、全く制度上において関係が無い人達が対応している。ここも制度の欠陥部分であると思います。

しかし誠に遺憾ではございますが、母国から来る技能実習生の為に、優秀な一昔前の優秀なベトナム人材の好意を、仇で返す技能実習生も存在します。

『ホテルの室内に集まり大騒ぎ』(喫煙・飲酒・賭博)

受入企業がどんな思いで高額なホテル費用を支払っているか。何のために隔離をされているのか。母国では違反が許されないコロナ対策も、日本では許されると思っているのか。

それでも事件・事故が起きないよう必死に指導するベトナム優良人材と我慢ができず、ルールが守れないア●なベトナム人材。この対照的な人材を見て、時代の流れを感じずにはいられません。

技能実習