
こっそり進む水際対策の緩和
【こっそり進む水際対策の緩和】(技能実習・特定技能)
まずは添付画像をご覧ください。2022年6月27日(火)時点の新型コロナウイルス感染者の情報です。
ベトナム:846人
中国:40人
インドネシア:1805人
フィリピン:707人
ミャンマー:10人
タイ:2151人
ネパール:26人
公表されている数値の信憑性は別として、どの国がどの国に対して「赤青黄」など信号機のごとく水際対策を行っているのかと、有効なワクチン接種の証明も無いのにザル入国(PCR検査無し)させていた状況も発生しておりました。日本が区分されるのであれば完全に「赤」、このような状況で、こっそりと厚生労働省のホームページ上にはアストラゼネカのワクチンも、6月26日(日)以降は有効なワクチンと認める公表がありました。
青色国利用の関係者の皆様にはもはや関係の無いことですが、黄色国代表の「ベトナム」の関係者は重要確認事項です。
技能実習生・特定技能の入国が再開して以降も、外国人材が何のワクチンを、いつ接種したのか無関心な制度関係者も多くいます。事実や正しい情報を知らないから、何となく見聞きした「7日間隔離」という方法しか知らず、その隔離費用を受入企業に対して請求、取り敢えず入国後はホテルで隔離という対応をされている方も多いのです。
受入企業様も無関心で、打ち出の小槌のように、叩けば費用を捻出してくれる関係者であれば良いのですが、実際にそのような関係者は入国後講習も丸投げ、入国送迎にも立ち会いませんので、有効なワクチン接種をして、入国時にPCR検査を免除されている事実、MySOSの画面が既に切り替わっているなど知ることもなし。入国後講習施設側も複数名の入国者の中の1人がその対象者であっても、わざわざ監理団体へ報告し、対応変更のお伺いを立てずに看過することもあると思います。
日本側も感染者数?重症者数?死者数?療養施設の使用率?科学的な根拠もない判断で水際対策の強化・緩和を進めますので、もはや首相が宣言をしなければマスクを外す日常も取り戻せないと思いますが、外国人材が感染を持ち込んでいるのでは?という色目で見ても、事実は日本国内の感染者の方が圧倒的に多く、感染リスクも高い状況となっております。
技能実習生・特定技能、一定の教育を事前に受けている方は、入国後もマスク着用を心掛けておりますが、某国人材は公の場ではマスク着用も、目を離せば、大勢で集まりマスクを外して大騒ぎが始まりますので、出国しても浮かれるな、ルールを守れなければ死ぬこともありますよ…その程度の教育は行って出国させてほしいものです。