
エンジニア入国
【エンジニア入国】(技能実習・特定技能)
特定技能の登場で今後の「エンジニア」入国は減少するのかもしれませんが、技能実習生への教育、お手本役にも期待をして、エンジニア活用を併用する受入企業もあります。
「エンジニア」と言えば、大学卒業・日本語能力試験3級合格(N3)と、送り出し機関の営業行為で、まるで現役バリバリのメジャーリーガー来日のような期待を持たせてしまう場合があります。
確かに申請書類上の虚偽は無いのですが、受け入れた企業の反応は今一つの場合もあります。期待値が大きすぎる場合もありますし、資格上の問題は無いものの、「実戦経験」が不足している作業・語学能力。これでは技能実習生に毛が生えた程度と苦情を受ける場合もあります。
一方、技能実習生の中にも、「この人、本当に技能実習生」と思わせる人材もいます。大学卒業、N3取得、「なぜ?技能実習生として入国してきたのですか?」と聞きたくなる人材。受入企業が今後も同じような人材が技能実習生として来日することが当たり前と思わないよう監理団体が指導しなければいけない人材です。
「エンジニア」と呼ばれる人材の給与相場は、月給25万円前後でしょうか?受入企業も日本人並みの待遇で、海のものとも山のものとも知れない人材に投資をしますが、大物メジャーリーガーでも全く結果を残せない場合がありますし、「エンジニア」人材も転職、退職はありますので、叩き上げで技能実習生を採用し、自社で育成して特定技能へ移行の方が愛着も湧き、定着するのではないかと思います。
「エンジニア」、留学生から採用の「特定技能」も、技能実習生を併用していると、経営者も技能実習生達も「外様感」が否めなくなりますので、職場のチームバランスを考えた、採用を検討した方が良いのかもしれません。