
監理団体職員の給与って
【監理団体職員の給与って】(技能実習制度)
・月給20万円-25万円
・賞与 年2回(業績に応じて)
通勤手当は当然として、待遇・条件に対する相場は、東京都内でもこのあたりが多く目立ちます。
・年収ベースで言えば…240万円-300万円
・賞与が年2ヶ月分出たとして、年収280万円-350万円
この相場、技能実習生の講習手当と同様、約20年近く変わりません。監理費が変わらないのですから当然なのかもしれませんが、この待遇に、魅力を感じて入社する人はいないと思いますし、この収入で結婚、育児不安を抱えている人も多いかもしれません。
求められる能力も「営業力」「事務能力」「出張業務」「通訳業務」「自動車運転」と初心者歓迎の世界には思われないかもしれません。
更に出世が可能かと言えば、職員の立場からは事務局長、技能実習責任者が精一杯。このあたりの方々で、ようやく…
・月給35万円-40万円が相場でしょうか?
年収ベースで500万円が見えてくると思いますが、24時間・年中無休、緊急対応にも追われ、休日に休んだ気にもなれない日々が続きます。
更に理事になるには、職員から起業しなければならないというハードルが高い出世コースとなっております。
時間外の電話相談対応、休日の電話相談対応、出張時の夜遅い帰宅、求人広告には記載の無いブラックな面も兼ね備えている中、若い方々には魅力が低く、経験上の抵抗もあります。
飽和する監理団体の中で、職員獲得も争奪戦。多くの監理団体では少数精鋭が余儀なくされます。