
混雑必死の技能検定試験
【混雑必死の技能検定試験】(技能実習制度)
この先、技能実習制度は見直しなのか?特定技能との1本化なのか?それとも全く異なる制度の開始なのか?制度関係者は、その動向によっても現状開催しようとしている海外面接の段取りに不安を感じていると思います。
「制度の見直し」程度であれば、施行後に監理している技能実習生へ母国語を交え、変更点を理解してもらう作業を行う程度。しかし中には、わずかな変更であるにもかかわらず、重箱の隅を突くかのようにネチネチと文句を言い続ける人材が現れるかもしれません。
大幅な制度変更であるのであれば、事前に政府より●●●●年●月以降の海外面接は控えて下さい程度のアナウンスがあれば、入国時点でのミスマッチは防げると思いますが、海外面接時には現行の技能実習制度での説明、入国後に慌てて新制度の説明では、某国人材あたりはどのような行動を起こすか分かりません。
とは言え、本年3月以降に怒涛の入国をさせた技能実習生の皆様には、否が応でもどこかのタイミングで新制度の説明をする日が来るでしょう。そのために新たな申請を行うのか、大混乱の入国後講習を実施したように、各監理団体、全国一律に毎年3月~6月は、何かと大混乱が避けられない状況となりました。
勘が良い方、気が早い方は、配属前の入国後講習中に技能検定試験の申込書に署名を貰っている方もいますが、厚生労働省もご丁寧に、まずは最初の大混乱「技能検定試験」への注意喚起を行っております。問題児を抱え、基礎級(初級)に合格して欲しくないと願う関係者以外は速やかに準備を始めて下さい。