
宿舎環境
【宿舎環境】(技能実習制度)
技能実習生の宿舎は「タコ部屋」ですか?
何十人もの技能実習生が一部屋で生活していません。当たり前です。
入国前講習・入国後講習であれば集合講習において、合宿生活から学ぶべき点も多くあります。
しかし配属後の約3年間、仕切りも無く、同じ室内に例え2人で生活をしても、それは立派なタコ部屋です。やはり2DK以上の間取りで、別々の部屋で生活させることを実現していきましょう。
技能実習生も当然、様々なストレスを抱えます。静寂な環境で日本語学習を行いたい、プライベート空間で家族と話したい。
同じ室内にいればプライベートも無い、私物盗難の恐れもある。他人の臭い、イビキによる睡眠不足。技能実習生同士のトラブルの原因となります。
部屋が別々であれば、2人暮らし、3人暮らしの良い点もあります。
技能実習生は一緒に入国してきても、たまたま面接で採用された「赤の他人」です。実習実施者が勝手に●期生と「同期」のような扱いをしても「赤の他人」です。
我々が「赤の他人」と別々の部屋でも1つの宿舎で生活をするのが嫌であるならば、宿舎費用を多少値下げしたら同室でも良いかという打診は断ると思います。
それでいて、3年後は特定技能で残留して欲しいと言っても我慢の限界です。先輩から代々受け継いできた修繕不可能なほど不衛生な宿舎、壊れた家電製品も放置状態、「技能実習生」という括りで、そこで生活をするのが当たり前と気にも留めない受入企業、改善指導もできない監理団体もいますが、技能実習生は同期も先輩も、何も繋がりが無く、日本に対して憧れを持って入国してくる人材ですので、入国早々、帰国したくなるようなモチベーションへ下げないようにして下さい。