
寸止め残業
【寸止め残業】(技能実習制度)
面白い言葉を使う方がいるものです(笑)
これは日本人労働者の現状を指しての表現、在宅勤務の現状を表す内容だったのですが、技能実習制度もまさにこの言葉が該当する世界だと思いました。
この言葉通り、36協定の限度内ギリギリでコントロールをされている受入企業も多いと思います。事実を知る監理団体では毎月冷や冷やな状況確認をしていることでしょう。
例え1時間、0.5時間でも下回っていればセーフ。それほど業務も多く、人手が不足しているにも関わらず、技能実習生の労働力でギリギリ何とかなるのであれば、他にも対処する方法もあると思うのですが、相変わらずこの方法に依存している関係者もいます。
あまり良くない状況なのは、もう少し生産性を上げれば残業時間を減らすことができるにも関わらず、技能実習生の離職防止?親心?で、少しでも多くの賃金が稼げるようにする配慮から、残業を看過している関係者もいると思います。
約束した収入を払わずに、いなくなったら困るから。
そもそも何かがおかしい状況です。
とは言え、技能実習制度には「技能実習計画」という縛りがあります。本来、計画を履行するための残業時間は一切含まれていないことが大前提。技能実習機構に対して何か刺激的な行為が発覚すれば、この点から一気に牙城を崩される恐れがあります。
「技能実習計画書に提出された実習時間数を大幅に超える残業が必要だった理由は?」
このような追加書類の要求が来た場合、何と返答しますか?
「忙しかったから働いてもらった」的な表現として受け止められれば、技能実習生は労働力の需給弁では無いという正論でお咎めが出ること必至です。
「技能実習指導員の能力不足で…」など書きますか?
技能実習指導員を1人しか選任しておらず、実習実施日に技能実習指導員に休みでも発生していた場合、火に油を注ぐような言い訳となります。
そもそも、中国→ベトナムの悪い流れの1つですが、技能実習生に対し、残業込々の収入を期待させるような人材集めを行っている代償です。賃金が安いから、残業代でカバーする
いつでも手綱は技能実習機構が握っております。ベトナムからインドネシアへの転換期、安心・安全な外国人活用を実現するために、これを機に、技能実習生は残業時間0活用を実現してみると、制度を取り巻く心配事項の90%以上は解決されます。
