技能実習生送り出し国 ワクチン接種状況

【技能実習生送り出し国 ワクチン接種状況】(技能実習・特定技能)

約2カ月ぶりに技能実習生送り出し国を対象に、各国のワクチン接種状況を見ていきましょう。

日本は急激に新規感染者数が激減しております。

国民の外出自粛努力の成果?夏場後半の長雨の影響で外出を控えた状況が整った?消極的な検査による不透明な実態。

肝心なところで原因も分析できない専門家会議は「無能」と揶揄される声も聞かれますが、退任された菅元総理の貫いたワクチン接種の信念が功を奏したのでしょうか。中国製ワクチンに対する不信感もありますが、とりあえず効き目はさておき、接種した方が新規の感染者数を抑え、重症化を防ぐという話は真実味を帯びているようです。

貼付の資料からも分かりますように、日本の接種率が飛躍的に伸びております。春先には羨ましくも感じた、英国・米国の数値を超え、今後は各国の状況を見ての判断ではなく、コロナ渦においてオリンピックまで開催した日本の背中を見て各国が状況を判断すると思われ、日本は水際対策の緩和も、独自で分析・判断が求められる状況となりました。

続いてタイ・ベトナムも接種率が伸びてきております。一時はコロナ対策のお手本的な国として称賛されたベトナムも、今ではホーチミン側を中心に、日本よりも状況が悪化してしまいました。これまでは帰国困難、安全な母国へ帰国したいというベトナム人材が、日本でモデルナ製かファイザー製の無料接種を受けてから帰国したい、帰国後も経済活動が悪化しており、日本に留まりたい、そのような考え方に変わってくるのでしょうか?

インドネシアも人口の割合から見ても、感染者が抑えられてきました。フィリピンは減少傾向にありますが、ピーク時よりは下がった程度です。ミャンマーは…コロナ以外にも厳しいですので絶望的なのでしょうか…

菅元総理も、岸田新総理も頑なに「入国再開」の言葉を口にしません。先日10月7日(木)、自民民主党内では議論されましたが、第6波の感染拡大も懸念することから、入国再開には慎重な意見が出ており、まずは国内の経済活動を再開するために、岸田総理が述べた来年以降のGO TOキャンペーンから、入国再開時には空港でワクチン接種も提議されており、未だ不透明ではありますが、確実に良い方向に向かっているのは間違いありませんので、もうしばらく待つことにしましょう。

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